「ぜんぶ英語でいいじゃない」という乱暴な意見に反論し、複言語能力の意義を訴え続けてきた日本語教師が、中国、セルビア、フランス、ブルガリア、ハンガリー、エストニアなど、世界の各地を旅して慣れない言葉を使い、感心し、絶句し、立ち止まり、また歩き出す。
万物の質量の起源「ヒッグス粒子」発見の立役者の半生を描くノンフィクション。ノーベル賞の受賞から10周年、ピーター・ヒッグスの半生とヒッグス粒子の発見にまつわるドラマを精緻に描き出す。
14歳のとき失明。ハンディキャップを越え、世界初の「ホームページ・リーダー」などアクセシビリティ技術を生み、日本女性初の全米発明家殿堂入り。現在は日本科学未来館館長とIBMフェローを務める研究者が明かす自身の半生と発想の源泉。
話し言葉に方言があるように、漢字にも特定の地域でしか用いられない「方言漢字」があります。方言漢字の成り立ちや変遷、使用分布や使用状況について、丁寧に解説した事典です。方言漢字から地域の歴史や文化を知るのにも役に立ちます。
哲学の魅力を支える「時事」「理論」「実存」の三つの視点から、現代日本で「誤る」こと、「訂正」することの意味を問い、この国の自画像をアップデートする。デビュー30周年を飾る集大成『訂正可能性の哲学』を実践する決定版。
トルコ建国の父、ムスタファ・ケマル。民族主義と世俗主義を掲げて新国家の建設を進めたケマルは、議会からアタテュルク(父なるトルコ人)という姓を与えられた。今なお国民から敬愛される彼の実像を、家族や、戦いを共にした同志との人間模様を交えて活写。
40年以上にわたって日本経済の課題に対峙してきたエコノミストは、タブーを恐れずにいかに問題の本質を突き詰めていったのか。経済白書完成までの攻防、経済計画作成の舞台裏、経済分析をめぐる論争などの知られざるドラマ。
在俗にありながら唐代の名僧の石頭希遷や馬祖道一と堂々と渡り合った龐居士の語録は、奇妙奇天烈ながらもどこかおかしみがあり、まさに奇人同士の対話といえる。この空に徹し純に生きた居士の境地を、稀代の老師が紹介し解説する。
「美味しい匂いがするレストランをつくりたい」。創業20年後の生存率0.3%と言われる飲食業界。カルチャーをつくるイタリアンレストラン・LIFE(ライフ)20年の物語。
輝く星空を機械によって再現する──。そんな人類の夢をかなえる近代プラネタリウム第1号が、1923年10月、ドイツで生まれた。プラネタリウムの世紀、その知られざる物語とは? プラネタリウムの仕組みと歴史を第一人者がときあかす。
「小山さん」と呼ばれた、ホームレスの女性が遺したノート。2013年に亡くなるまで、公園で暮らしながら、膨大な文章を書きつづっていた小山さん。町を歩いて出会う物たち、喫茶でノートを広げ書く時間、そして、頭のなかの思考や空想。
ハーバード大学の名誉教授(自然史学)で、NASAの火星探索ミッションにも参加している著者が、地球の誕生から現在に至るまでを、地質学、自然史学的な視点でエキサイティングに読み解く一冊。
「無」の世界を数字、空間、時空の三つの観点から、「最強に」面白く紹介。「無」は何もないようで、実はダイナミックでエキサイティングな事実にあふれています。驚きの発見に満ちた「無」の世界をお楽しみください。
大型書店だからこそ出会えた珠玉のエピソード、25年間の記録。文芸史に残る大ヒット作はもちろん、フェアで爆発した詩集や、帯から火がついたミステリなど「本屋さんの裏話」が満載。
19世紀から両大戦を経て現代に至る激動の欧米史を縦軸に、 男性中心に語られてきた一族の歴史を、女性の側から描き出す。
大麻研究の第一人者である3人の研究者が、CBD(カンナビジオール)についての科学的なエビデンスを取り上げて、その潜在的な医療効果に関する科学文献の包括的なレビューを提示。前臨床研究とヒトを対象とした臨床研究の両方から得られた知見を解説。
お笑いライブの制作・運営を続けている株式会社K-PRO代表の児島気奈さん。年間1000本以上のお笑いライブを企画、主催。2021年4月には劇場「西新宿ナルゲキ」をオープン、連日ライブを開催し、若手芸人が出られる舞台を運営している。
鹿砦社は、遙か28年も前、1995年にジャニーズ事務所から出版差し止めを食らって以降、多くの書籍でジャニー喜多川による未成年性虐待の問題やジャニーズ事務所の横暴などを報じてきた。本書はその集大成。鹿砦社にしかできない、類書なき渾身の書、緊急出版!
「本当に優秀な人ほど自信がない」「根拠のない自信は害になる」「自信のなさは武器になる」――ロンドン大学教授が長年の人材研究から導いた驚きの法則。本国ベストセラーを新装改題。
知とは本来、生物が地上の苦悩のなかで生き続けるためのノウハウであり、デジタル技術など、進化史における膨大な知的蓄積のごく一部の表層にすぎない。日本を代表する情報学者が、デジタル社会の行方を語り尽くす。研究活動50年間の集大成。
米国発のターミナルケアの試みとして世界中で注目を集める、終末期ケア専門家を訓練するBWD(Being with Dying)プログラムを本邦初紹介。死と向き合い、穏やかに受けとめるために瞑想ができることとは。
「アイドルメイクの神」と言われるヘアメイクアップアーティストの夢月さん。多くの人気アイドルから「盛れる!」と圧倒的な支持集めています。誰でもアイドル級に可愛くなれるメイクテクニックを細かすぎるくらい丁寧に教える1冊。
世の中は、災難を未然に防ぐより起きてから派手に立ち振る舞う人を優遇しがちだ。監査役とはなんなのか? 頻発する企業不祥事、ガバナンス改革を検証し、その役割をあらためて考える。著者は元日本監査役協会会長。
音楽の自動生成を題材に、ディープラーニングの代表的な手法を解説した入門書です。現状で生成される音楽のクオリティは高くはありませんが、音楽を創りながら学ぶディープラーニングは体と耳になじみ、読者の力になるはずです。
田村淳流「好かれるコミュニケーション力」の教科書。芸能界・最高級のコミュニケーション強者の技術を惜しみなく伝授。「著者だからできる・好かれる」のではなく、誰でもすぐに実践可能なスキルがこれでもかと詰め込まれた、「コミュ力」を磨く超決定版。
「ダンバー数」で世界的に知られ、人類学のノーベル賞「トマス・ハクスリー記念賞」を受賞した著者が、人類学、心理学、神経科学など多彩な視点から「宗教とは何か」という根源的な問いに迫った、壮大なスケールの一冊。
話題の「古ゲノム学」とは何か? 日本列島のはじまりを築いた人々は、どんな生活をしていたのだろうか。日本列島人の起源と成立をさぐる研究プロジェクト「ヤポネシアゲノム」のメンバーによる、珠玉の科学エッセイ集。
わずか5人の観客から10万人を集客する一大イベントへ成長した、子どもと大人が一緒に楽しめる、世界で一番手づくりなキネコ国際映画祭。その波瀾に満ちた30年の歩みを、同映画祭を育て上げたフェスティバル・ディレクターが余すところなく語る。
小説『ペンギンの憂鬱』『灰色のミツバチ』の著者で、2014年のマイダン革命を『ウクライナ日記』に書き記したアンドレイ・クルコフが、2022年2月に始まったロシアとウクライナの戦争について書いたノンフィクション。戦況の激化していく同年7月までの日々が、作家の観察眼で生々しく綴られている。
34年間で2000件以上のクレーム対応に携わった元お客様相談室長による、新しい「お客様対応」。現場がラクになりお客様も喜ぶ、新しいクレーム対応「お怒り対応」のやり方をまとめた決定版。
ストラスブール大学神学部出身の神学者が、自身の研究の集大成として世に放つ、類書皆無の宗教論。キリスト教は、それぞれの教会の指導者の「教え」と、それを「信じ込む」者との関係で成り立っている。ありもしない「なすべきこと」を神の教えと信じ込ませた「神なし領域の宗教ビジネス」。
地道な市民活動に40余年にわたって取り組み続けてきた根底には、「人権」に関わる問題への飽くなき追求心がある。洒脱な文体で綴る自伝エッセイであると同時に、著者の経験は、制度の理不尽さ、容赦のなさにどう立ち向かっていくのか、市民としての心構えを考える一助となる。
書物の歴史のはじまりを綴った、壮大な一冊。エッセイの形式で書物の激動の旅が描かれる世界的ベストセラー。
「伝説の情シス部長」と呼ばれ、日本を代表するITアーキテクトの一人である著者。DXの実現へ向けて、如何にEAの舵を切るべきかを示唆。IT協会「ITマネジメント賞」を受賞した「疎結合データHUBアーキテクチャ」に加え、進化版のサービスHUB、さらにIT部門の組織論や人材論にも言及。
日本人初のフィールズ賞受賞者、小平邦彦。複素多様体論で世界をリードするに至った過程は、独自の数学世界を切り拓くヒントと根源的な問いに満ちている。その壮大な思考の軌跡を論文や著作を元に再現する。
50年前の将棋界は伝統と格式を重んじる「閉鎖的な世界」だった。筆者は、棋士たちの懐に飛び込むスタイルで信頼を得て、棋士のプライベートにも密着。勝負に臨む姿だけでなく、名棋士たちの「生き様」を写真に収めてきた。将棋界50年の秘蔵写真・秘話が満載。
遺伝とはくじ引きのようなもの――だが、生まれつきの違いを最先端の遺伝統計学で武器に換えれば、人生は変えられる。気鋭の米研究者が、科学と社会をビッグデータでつなぎ「新しい平等」を指向する、全米で話題の書。
モラル崩壊、人種間対立、利権争い、差別と偏見、マスコミの攻撃、反日感情、歴史・領土問題……。言語も文化も思考も異なる隣国の韓国で、実質経営破綻した地場の貯蓄銀行の再建に、日本人がたずさわった話。
世界各国の例にもれず、大富豪と呼ばれる層はフランスにもいる。現代ではかつてのような露骨な従属関係は減ったものの、「ゴールデン搾取」あるいは「静かな暴力」という形で支配は続いている。人が人に仕える状況において、真の対等かつ自由な関係はありうるかと問う。
ポルトガルインド総督に使節を派遣した大友氏。アユタヤ国王との接触を図る松浦氏。カンボジアとの「国交」樹立を目論む島津氏。日本史の文脈を越え、世界史のコンテクストの中から見えてくる、戦国大名のこれまでとはまったく異なった新たな姿を提示する。
欧米での「生命を宿す惑星」を探査するための宇宙望遠鏡開発に参加する傍ら、光合成生物の進化の研究にも取り組む著者。宇宙での生命探査は、私達の「生命」についての考え方も変えてしまう。生命と地球を考える極上の入門書。
1974年の制式化から半世紀、日本の国土を守り続けた「74式戦車」は、その役目を終えて次々に退役。74式戦車の開発、メカニズム、運用から現役隊員の熱い思いまで、元戦車乗員の著者が傑作戦車のすべてを記録。
水曜どうでしょうのミスターであり、映画監督であり、はたまた会長である鈴井貴之が、赤平の森の中でともに暮らすのは愛犬たち。犬との生活とのなかで得た「人は変われる」という確かな想い。犬がいなければ見つからなかった自分。
世界史上、数多くの戦争が行われてきましたが、その後の世界を大きく左右したのは戦争の過程よりもその「終わり方」です。本書では、戦争の終わり方を5つのパターンに分類し、31の戦争の終わり方がその後の世界に与えた影響をまとめました。
90歳の今も仕事がとぎれないスーパー声優、初の著書。その仕事観・人生観、「声」のために大切にしてきたことから、長く元気で幸せに生きる秘訣を抽出。
人間は戦争や暴力のような「最悪の行動」と、協力や利他といった「最善の行動」のどちらも選択しうる。その善悪を分けるものは何か? スタンフォード大学の天才教授が、脳神経系の働きから行動の進化までさまざまな分野の知見を駆使し、人間行動の根源に迫る壮大な旅。
「なにもしない」料理が、地球と私とあなたを救う。他人のレシピは他人の人生から生まれたもの。でも本来、料理は自分の人生から生まれてくるものです。それがあなたの料理です。一生懸命お料理すればそこにあなたがいるのです。
最初はもしかしたら失敗してしまうかもしれませんが、2度目、3度目にはきっとおいしく焼き上がるはずです。その瞬間に、あなたの「無限レシピ」は始まります。さまざまなレシピ、さまざまな食材に挑戦するうち、気がつけばあなたはパウンドケーキの本質を掴んでいることでしょう。
「おいしいごはん、おいしいお酒で幸せになる=優勝」。18歳で運送業界に飛び込みトラックドライバーの道を選んだトラックめいめい。ほどよい疲労、達成感があれば人間誰だって優勝できる。ドラマ化、漫画連載決定!
頑なに主張を曲げない「頑固な人」、弁護士の関与を拒絶する「けんか腰の人」、さらには「反社会的勢力」まで――弁護士が相対する「一筋縄ではいかない人」たちとの交渉場面をリアルに再現。
ヒト特有である長距離ランナーの能力を、運動生理学の観点から紐解いていきます。カラダのなかでなにが起こり、どう変化し、どう影響するのか? そして、それに対し、長距離を効率よく走りきるために、どのような対策をすべきなのか?
「ザクとうふ」で機動戦士ガンダムファンをスーパーのデイリー売り場に結集させた相模屋食料は、いつのまにか豆腐市場でトップシェアを誇る企業になっていた。普通の会社員が、社員を糾合し、燃える集団に変えていった20年間を、本人の言葉で緻密に分析。
フェルマー予想や佐藤・テイト予想といった難問解決に大きな貢献をしたゼータ関数論。残る数学最大の未解決問題リーマン予想を解くには、さらに進化した絶対ゼータ関数論が最有力とされる。絶対ゼータ関数とは何か、なぜそれが解決に有効なのか、第一人者が理論の基礎から「絶対数学」のさらなる展望までを含めて解説。
デジタル広告の基礎から、マーケターとして必要なノウハウ、ポテンシャルを最大限に発揮したマネタイズ手法までを「マーケティング目線」で解説。著者はMolocoの日本事業統括。
さだまさしが、敬愛してやまない「タキ姐」に、聞いてみたかったことをすべて聞いてみた。アーティスト・コーディネーターという職業を自ら切り拓き、オードリー・ヘプバーン、ソフィア・ローレンたちと親交を結び、さらに78歳のいまも、淡々と飄々と、そして凛として生きる。そんな彼女が伝える自由に生きるヒント。
禅の教えを垂れるだけでなく、茶席の趣向をも暗示するのが禅語の茶掛。禅語の含蓄を学ぶことで、茶掛を様々な機会や時季に掛けることができます。禅語の示す境地、句の前後の意味などを紹介しながら、それぞれの茶掛から連想できる趣向を提案。
美しい模様で装飾された見たこともないパイの数々。渡邊さんの夫はDEAN & DELUCAの創設者であるジョルジョ・デルーカ氏。デルーカ家で愛されている四季折々のパイのレシピを一冊に収録。
「怠惰であれ!」「早く失敗せよ」――。米マイクロソフトの現役ソフトウェアエンジニアの著者が、超巨大クラウドの開発の最前線で学んだ思考法とは? 「三流プログラマ」でもできた「生産性爆上がり」の技術!
ホモソーシャル社会に押し付けられる「女」から解放されて、自分の生き方に自信を持つこと、それがマキエイズム。表現する理由、男たちへの怒り、女たちへのエールが、痛快な筆致で書かれている。
1999年に開催されたドラッグクイーンの全国大会で初代MISS DIVAとなる。以後、ニューレディとしての活動の傍ら、大手金融会社を渡り歩いてきた異色の経歴の持ち主、肉乃小路ニクヨさん初の著書。
本書には、ありとあらゆる食の好みに合わせた75種類もの料理が紹介されている。だがそれだけにとどまらない。自分自身の人生をかえりみて、生まれ育った町やルーツに敬意を払い、人生の途上で助けてくれた人たちに対する感謝の思いがあふれている。自分を育てたロサンゼルスの街と、そこに息づくラテン・カルチャーに捧げるおいしい感謝の贈り物――それが『ダニー・トレホのタコスを喰え!』なのだ。
ハッキングとは、システムが新たな環境・展開・技術に適応していく過程である。強者と弱者では、ハッキングのしかたに違いがある。強者は、権力を行使する方法のひとつとして使う。弱者は、権力構造をくつがえすために使う。
ニューヨークを拠点に活動するアーティスト、山口歴。近年の代表作約50点を収録した、作家初の作品集。
広島に生まれた少女は3歳でバレエに出会い、長じて世界中で「東洋の真珠」と絶賛された。偉大なヌレエフやフォンテインからの宝物のような学び、清水哲太郎との珠玉の絆、松山バレエ団が紡ぐ命慈しむ舞台への祈り。唯一無二の歩みを秘蔵エピソードと共に語る。
「声が大きい方が勝ち」「言い負かした方が勝ち」――それは間違いである。論破、反論よりも本質的で大切な力。それが「議論力」だ。異なる考え方、ものの見方をする他者と建設的な議論を行い、合意形成を導くスキルが身につく決定版。
「これが運命です!」の決めゼリフでおなじみのマジシャンGOのマジック本が登場。全30種類の驚きマジックを掲載。タネあかしを、マジシャンGOが、渋々教えます。収録しているマジックは、初心者でも簡単にできるものばかり。
全日本最優秀ソムリエコンクールで優勝し、日本のトップソムリエのひとりである森覚さんによるワイン入門書。自分に合ったワインと出会う賢い選び方から、いま注目の日本産ワイン、ワインのマナーなどオールカラーイラストでわかりやすくまとめた一冊。
「マネして作ってみたら、本当に食費が激減した!」驚きの超安食費なのに、カフェごはんっぽい、かわいくてごちそう感たっぷりの、memiさんのレシピ本。食べごたえたっぷりの豪華なワンプレートの多くは、1人分100円台で作れます。
1990年代にファンを熱狂させた全日本プロレスにおける「四天王プロレス」。その一人であるレジェンドレスラー・田上明が、波乱に富んだ62年間の人生を綴る初の自伝本。レスラー生活の真実から、ノア社長時代の苦労、破産から再生までの道のりと、ありのままの姿を告白。
旅行者の持ち金を騙し取る「ショート・コン」から、舞台装置のように複雑で、地元警察の根回しまで仕組まれた「ビッグ・コン」まで、信用詐欺の様々な手口を紹介。映画『スティング』のネタ本としても知られる名著。
『世にも奇妙な博物館』に続く、人生を豊かにするミュージアムガイド第二弾。北海道から沖縄まで全国津々浦々、博物館ハンターの丹治が新たに巡礼した、選りすぐり全国「50」の博物館へといざないます。
意外と知られていませんが、私たちの身のまわりには想像以上に食べられる雑草が存在しています。意外とおいしい道草の世界へようこそ。
やまと絵は中国伝来の絵画(唐絵)と対比される形で成立し、千年もの間さまざまな変化を遂げながら命脈を保ってきた。やまと絵の代表作約100点を通して、日本美術の核心に迫る画期的な入門書。著者は東京国立博物館絵画・彫刻室長。
多くの死を看取ってきた小説家の医師が、楽に老いるコツを本音で語る。安易な老い方本ではわからないアドバイスが満載。「老い」と「死」は誰にとっても初体験。われわれは例外なく「初心者」である。
ジンジャーエール、マッコリ、シードルから、ビール、コンブチャ、テパチェまで発酵ドリンク30種。おいしくて体を整えてくれる、生きたドリンクを手づくりしよう。低アルコールで飲みやすく、小さな台所でつくれるレシピ。
ジョンとポールはもちろん、リンゴ・スターとジョージ・ハリスンの曲作りについてこれほど丁寧に分析した本はほかにないだろう。自身も作曲家である著者が音楽理論をもとに解説。楽曲を聴きながら読むと、まるで謎解きのように、彼らが仕掛けたさまざまな技を楽しめる。
いけばなの起源に迫り、空海の思想と日本の山岳信仰がどのように結びついていけばなが誕生したのかを探る。いままで謎に包まれていた、いけばなの出発点である「たて花」の成立過程を、花伝書や仏教思想を読み解きながら明らかにする。
不思議だらけの英語の発音と綴りだが、仕組みを知れば規則性が見えてくる。本書では、母音と子音、開音節と閉音節、母音字の読み方、「マジックe」など、学校では習わない英語の発音と綴りの仕組みを基本から解説する。
長年現役として日本サッカー界の第一線を行く長友佑都選手。彼の強さの秘密は専属シェフ・加藤超也氏のレシピにあるらしい。長友佑都選手が実践する「超回復めし」55品を、より一層作りやすいレシピに落とし込んでご紹介。
セクシーでおバカなスチュワーデスの楽しいお話? いいえ、これは人間の尊厳のために戦った美しき客室乗務員たちの実話です。太るの禁止、結婚禁止、妊娠禁止、安眠も加齢も不可。そんなアンビリーバブルな労働環境と、会社や組合の汚いやり口を見せつけられてパットは燃えた! 彼女が掲げるたいまつのもとに、人間の尊厳を求めてスチュワーデスは立ち上がる。
パドックで馬の好不調を的確に判断できるようになることは、競馬ファンにとって永遠の課題であり願望。著者は川崎競馬でパドック解説を務め、競走馬の馬体について基礎から体系的にまとめた『馬体は語る』などの著書も豊富な治郎丸敬之氏。パドックで好調馬と不調馬を見抜くポイントを伝授。
悪用厳禁! 電話や訪問といった対人的なアプローチによって、政府や企業の重要施設やサーバーに侵入する――。そんな「ヒューマン・ハッキング」のエキスパートである著者が、長年培ってきた人心掌握の極意を体系化して明かす。
1989年以来、世界で日本語を学ぶ人たちのために、夫婦二人で独自の日本語教材を出版。26回にわたり「日本語作文コンクール」を開催してきた大森夫妻の35年の歩みをまとめる。
ベストドレッサー賞審査員をつとめ、これまでに8万人以上のスタイリスト、アパレル販売員など、ファッションのプロを育成してきた「服飾学」の第一人者が、時代にもトレンドにも踊らされずに自分の洋服を選ぶ方法をお伝えします。
私たちの生活とインテリアは切っても切り離せないものであり、普段何気なく暮らしている身の回りのすべてがインテリアだといっても過言ではない。「建築」という専門領域と「生活」をつなぐ大気圏としてのインテリア=「超インテリア」という概念のもとに、日本の生活空間、そして都市の姿を新たに提案。
独学、手探りで、「雑に」電子工作を続けてきた3人の先輩による電子工作実践書。最低限の技術を身につける方法、雑に使える電子部品など、限界まで敷居の低いノウハウを紹介。「雑な作品作りでも大丈夫!」という平和な心で、電子工作、ものづくりの初心者を応援します。