伝説の恐竜ハンター、バーナム・ブラウン。愛称はミスター・ボーンズ。新種を次々と発見する天才的嗅覚。恐竜発掘が「探検」だった時代を追体験できるロマン溢れる初の本格的評伝。
承認は、存在を認められたい人間の根源的な欲求と社会制度の乖離を炙り出すキーワード。あるべき「承認」の本質とは何か。ロングセラー『豊かさとは何か』以来、民主主義の核心を真摯に問い続けてきた著者の到達点。
日本を代表するアニメーター、井上俊之が語るアニメ作画の真髄。アニメの作画について注目の同業者と語り合う、「井上俊之の作画遊蕩」が待望の書籍化。語り起こしの対談を含むアニメ作画づくしの1冊。
土偶と考古学をこよなく愛する著者が、独自の目線で遺跡をめぐる。遺跡に立ち、出土品を見て、気がついたことや感じたことを手がかりに妄想するのは、かつてそこに暮らした「彼ら」の姿。愛とユーモアと妄想たっぷりに遺跡の魅力を綴ったエッセイ集。
私たちは未来を考えるときにストーリーを使っている。神経科学と物語理論の新しい研究をもとに、科学からビジネス、哲学におけるストーリーシンキングの重要性を明らかにし、想像力、革新性、創造性の本質を探求する。
クレーンゲームは物理学の宝庫! 本書はクレーンゲームを題材に、物理学の基本を解説していく本です。著者はクレーンゲーム歴30年の物理学者で、ライフワークとしてクレーンゲームを物理学的な視点から研究しています。
日中戦争、太平洋戦争、そして終戦。野球界も戦渦に巻き込まれてゆく。特攻に志願する者、病いや飢えで命を落とす者、帰国して活躍する者。人生の数だけ戦争の記憶がある。プロ野球草創期に生きた一二二名の選手たち。
ロリータのカリスマ・嶽本野ばらが、その歴史をあますことなく記した古今唯一の文献。「飾欲」に生きるすべての乙女たちへ贈る、著者畢生のエッセイ集。
2018年、半世紀前に絶滅したはずの山域に、突如現れた一羽のライチョウ。稀代の鳥類学者・中村浩志と「飛来メス」が出会ったとき、前代未聞の復活プロジェクトが動き始めた。鳥類学者の狂おしき日々を追った、熱血ノンフィクション。
日本、モーリタニア、アメリカ、モロッコ、フランス――世界中を飛び回ってのフィールドワークと実験は、深刻な食糧危機の原因となるバッタの大量発生を防ぐ可能性を持っていた。画期的な研究内容がいよいよベールを脱ぐ。
これまで50ヵ国以上を訪れた地理学者の京大名誉教授が、強盗に遭ったり、車が横転したりしながらも、好奇心のおもむくままに調査・研究に突き進んだ著者の悪戦苦闘のフィールドワーク冒険記。
世界的に有名な理論物理学者が、宇宙論の既知の未知を「時間」「空間」「物質」「生命」「意識」と5つの章に分けて探求。今後数十年の科学が追うであろう内容は驚きと興奮に満ちており、私たちの思考を深め、世界の見方も一変させてくれる。
ひとり森に入り、シカを友として生きた青年の7年間の記録。フランスでベストセラーとなり、世界12ヵ国に翻訳権の売れた感動の体験記。
「ぼくたちディベーターは相手にマイクを渡す。この信頼の行為なしに対話は成立しないからだ」。競技ディベート学生世界大会のチャンピオンに二度輝いた著者が自らの半生とともに綴る、よりよい対話をつくるための秘訣のすべて。
長年コーヒー業界全般の諸問題に向き合ってきた著者が、脆弱な零細生産者に焦点を当てて説く現状と未来。コーヒーの世界を動かしているのは、「需要」と「供給」。持続可能で倫理的なコーヒーを広めていくために、どう価値をつけ、還流させていけるのか。
感性の歴史家による、唯一無二の「風の歴史」。古来、人間の傍らにあり続けてきたかに見える「風」。しかし、その認識は、科学的認識の深まりと、人類の空への進出により、18~19世紀に大きな転換を迎える。多様な文献を通じて跡付ける、人間にとっての「風」の歴史。
国際情勢に影響を及ぼし続けてきたキリスト教とイスラム教の宗教対立に、宥和の希望の光をともすフィリピンの「シルシラ対話運動」を紹介。イタリア人神父によって始まった活動の軌跡を辿り、どのような宗教間対話が平和と共生を可能にするのかを学ぶ。
運動の表現方法:サボれるところはとことんサボる。運動の法則:サボり方の指針。仕事とエネルギー:サボるために知っておくべきこと。回転運動の法則:回るときも同じようにサボれる。剛体の運動:別方向のサボり方。
デザインリサーチの意義やプロセスを詳細解説した『デザインリサーチの教科書』と対になる、実践版。小さなチームでも、大きな組織でも、練習としても、進行中のプロジェクトにも取り入れられる、計47のワークを紹介。
目に見えない組織文化は、儀式で日々の習慣に落とし込める。スタンフォード大学の注目研究。日常に儀式を取り入れると、オフィスが創造と協働の場に変わる。
ワインは自由に楽しむもの。知識や体系よりも自然に美味しい一杯に出会いたい。ワインジャーナリストが教えるワインの楽しみ方。著者は「ガンベロ・ロッソ・イタリアワインガイド」日本語版責任者。
転移学習は、従来の機械学習の方法では解決することが困難な要請や課題をうまく取り扱うための方法。本書では、転移学習の基本概念から、ドメイン適応、事前学習済みモデル、知識蒸留、マルチタスク学習、メタ学習、継続学習などをていねいに解説。
美容にまつわる惹句はあふれているが、そもそも「美しい」とは何なのか? 科学の知見で「美しさ」について徹底分析。ふだんのスキンケアを科学の視点でとらえかえせば、目からウロコの美容論にたどりつく。わたしたちの体は、化学成分の化学反応によって成り立っている。
自由と真実をもとめ闘いながら、生涯を誠実な言葉とともに旅すること(亡命)を選んだ詩人バチウ。温かみある詩的文体でその生涯と広大にひろがる詩のネットワークを精緻にたどった、世界で初めてのシュテファン・バチウ評伝。
プロスポーツ史上最高額でドジャースへの移籍が決まった大谷翔平。渡米以来、その進化の過程を見続けた米国のジャーナリストが語る「二刀流」のすごさとは。データ分析や取材を通して浮かび上がってきた独自の野球哲学、移籍後の展望など徹底解説。
物理学や化学の法則は宇宙でも変わらないことを前提に、もし生き物が地球外に生まれた場合、どのような姿形になるか、どのように行動を選ぶか、発展をしていくかを、進化論やゲーム理論をベースに、エイリアンにもあてはめて考えてみた結果をまとめています。
昨今増えているアクティビスト。本書では平時から有事までの4つのフェーズごとに、その具体的な対応を解説すると共に、ターゲットにならないための活動ポイントにも言及。
そもそも人間はネガティブな存在。ポジティブな生き方は、無理が生じるだけです。「ネガティブなまま幸せになる」コツをお伝えします。不安や悲しみ、憂いがあるのは当たり前。だからこそ、あなたは幸せになれるのです。
クロスオーバーネットワークは、これまで伝統的な計算式で算出され、最終的には耳で聴いて素子の値を調整して仕上げられてきました。本書の設計方法によれば、試行錯誤の必要がなくなり、シミュレーションと測定結果が非常に近い特性を実現できます。
「構造主義」は終わらない。「構造」が秘めた本当の「力」を解き明かし、その潜勢力を新展開。さまざまな神話や事象が生み出される過程を解読することで見えてくる人類学とは、いかなるものなのか?
日本に分布するヘビ類全43種+亜種4種を網羅した、「日本のヘビ」を知るための決定版。最新の研究成果を反映した解説に加え、各種を見分けるために役立つ標本写真と、貴重な生態活動を捉えたフィールド写真を豊富に収録。
ベストセラー『バナナの魅力を100文字で伝えてください』の著者による待望の最新作。やっかいな時間を自分の手に取り戻し、人生を豊かにするためにどうしたらいいか。それがこの本のテーマです。
テーマは「生成モデル」。技術の面白さは細部にあります。小さな学びを積み重ねながら、ステップバイステップで実装し、最終的には「Stable Diffusion」のような画像生成AIを完成させます。
北斎の絵馬、大坂冬の陣図屏風、モネの睡蓮――。本来の姿を失ってしまった絵画作品たち。その再生を目指して、残された写真や模写を、様々な資料とともに読み解き分析していく。図像を受け継ぐ、その方法や挑戦、限界を、復元現場の先頭にたつ開拓者が語る。
仏教にルーツを持つ「モンキーマインド」。頭の中の「おしゃべりなサル」を手なずけ、不安やストレスを解消し、人生を劇的に改善する方法。
古生物学は40億年に及ぶ地球環境や生命進化の歴史を明らかにする学問。化石や地層に刻まれた情報からだけでなく、現在の生物を観察したり、数理モデルを駆使したり、さまざまなアプローチで研究に挑む。
日本最大級の恋愛ポータルサイト、コイユニ(恋愛ユニバーシティ)で24,000件以上の相談実績を持つ、森野ひなた先生の書籍がついに登場。男性は皆同じではありません。ひとりひとり違います。だからこそ、恋愛プロファイリングが必要なのです。
ナイルの恵みで農業国として繁栄したエジプト中王国ー新王国時代。時に神と崇め、時に恐れ敵対した動物たちとエジプト人との関係や、動物ミイラの作り方、当時の社会や宗教観まで活写した、異色歴史書。
いつか海外移住したい――そんなふうに考えていた著者。たどりついたのが、トルコ・イスタンブール。おとぎ話の世界に入り込んだかのような色とりどりなその街で目にしたのは……猫・猫・猫? そう、移り住んだその街は「猫の都」だったのでした。
世界トップクラスの地位と報酬が約束されたゴールドマン・サックス。同社の元マネージング・ディレクターが在職期間に目撃した、ミソジニーと人種差別にあふれる、堕ちた企業風土を明らかにする衝撃の暴露本。著者は巨額の退職金を捨てて、NDAへのサインを拒否。内幕を告発する道を選んだ。
一九六〇年代からポストモダンの時代を通じ岩波書店で多彩な出版活動を展開した大塚信一に、同じく編集者だった堀切和雅が問う。河合隼雄・中村雄二郎・大江健三郎・山口昌男・宇沢弘文・木田元・磯崎新らとの仕事を組織しつつ、何を理解しようとしてきたのか。
フランス植民地帝国の中でも最も重要な位置を占めたアルジェリア。その植民地時代の土地政策と農村社会の変容を分析すると同時に、アルジェリアの民族運動が芽生え発展していく背景を社会経済史の視点から解明した労作。植民地化・脱植民地化の過程を描く。
ソフトバンクにはもう一つの顔が存在する。企業や社会の課題解決を専門とする法人事業だ。約20年にわたる歴史があり、日本の大手企業の90%以上と取引する。キーパーソンへのインタビュー、歴史や支援事例を含め、法人事業の強さ、成長の秘密をひもとく。
鷹氏シミが解説する、キャラクターデザインのレッスン。そもそもキャラクターとは何か? などの基本からはじめて、キャラクターシートや三面図の作り方、魅力が引き立つポージング、視線誘導の方法、一枚絵としてのデザイン、印象を伝える配色や陰影など。
自然災害、戦争、AIの発達、パンデミック、差別、貧困……「生き延びること」について危機を痛感する事態が繰り返し起きている。「私」の意味を追求してきた美術家モリムラが、「芸術」を手がかりに、「生き延びるとは何か」というテーマに取り組んだM式・人生論ノート。
「直観」がイスラームにおいてはどのように把握され、解釈されてきたかを、古典と現代の文献に依拠しつつ可能な限り解明しようとする。「信仰学」確立の一端とも位置付けられる本書は、狭い意味のイスラーム学だけではなく、宗教研究一般にも新たな一石を投じる。
様々なテーマを持ったフェスが続々と登場し、現代版の「お祭り」として、成長を続ける日本の音楽フェスシーン。若者のみならずファミリー層やシニア向けのフェスも増加。音楽フェスが旅の目的として選ばれる時代が今ここに。
40年以上にわたって行ってきた様々な因果関係の調査・分析をもとに日本人の教育と学力の関係、幸福感、しつけの効果などを解明する画期的な調査・研究の集大成。
謎のベールに包まれている「戦争請負産業」の実態と最新情報に迫る。民間軍事会社を長きにわたって取材し続けている安全保障の専門家を著者に迎え、民間軍事会社の内容や成立背景、そして転機になった戦争や事件、さらに現状や課題などをまとめた一冊。
世界数十か国で翻訳されたラテンアメリカ史の超ロングセラー。「欧米先進国による収奪」により、経済・文化・環境に深い傷を負い、いまだに血を流し続ける大地と人々の歴史と現在を描いた、ラテンアメリカ史の決定版。
脳内化学物質のドーパミン、オキシトシン、セロトニンにコルチゾール、テストステロンとエンドルフィン。6つの組み合わせを自分で決められたら――。コミュニケーションの世界的専門家が伝授する「脳の最適化」術、人生を少し楽にするレシピ。
必要な情報が過不足なく盛り込まれた、コンパクトで正確なガイドブック。広告実務でよく顔を出す法律を、広告の企画、作成、配信・運用、終了、トラブルの各局面に分けた上で、Q&A形式によって法律と問題解決の糸口を解説。
ソ連に11年抑留された父、女手一つで子供達を守り育てた母。自身の進学、結婚、子育て、介護、そして大切な人達との別れ――人生の経験すべてが、古典の一言一言に血を通わせていった。最初は苦手だったシェイクスピアのこと、蜷川幸雄らとの交流、すべてを明かす宝物のような一冊。
線形回帰分析はデータサイエンス(人工知能・機械学習)の出発点です。本書を読んで、データサイエンスにおいて必要とされる数学力とプログラミング力を身に付けましょう。すべてが線形回帰分析につながるので、何の役に立つのかと疑うことはありません。
人間のからだは、魚であった時代の名残を抱えている。私たちの顔で表情をつくり、口を開いて声や言葉を発する筋肉も、「えら」の筋肉が変化したものだ。伝説の解剖学者・三木成夫の「人間の見方」の全体像を、実際に講義を受けていた著者が解説。
運動科学の第一人者にして、「ゆる体操」の考案者、そしてベストセラー『究極の身体』著者である高岡英夫が、独自の筋トレメソッド「レフ筋トレ」を初公開。人生のパフォーマンスを向上させるのに必要なのは、「トロトロにゆるみきった、マシュマロのような筋肉」だった!
すぐれて物理学的な現象である「音」が感知される原理と、それにまつわる物理学的な話題を説明し、幅広いエピソードを織り交ぜる。やがて、著者の専門の録音技術の話を深め、美しい音、音のさまざまな効果を論じてゆく。音の秘密に迫る1冊。
プレミアリーグでコーチを務める著者が、22年のキャリアで編み出したアクティビティを252収録。3段階のレベルが示され、選手の成長目標に対して適切なプランニングをすることができるだけでなく、選手が自然と課題を克服できる。
守秘義務と報告義務が衝突するとき、心理臨床家はいかに振る舞うべきか。情報開示への要求が高まり、守秘義務の概念が揺らぐ米国の動向を詳細に追いながら、心理臨床における守秘義務の意味を考察する。
バイリンガル・マルチリンガルの言語資源を最大限に活用する教育観を支える概念として、近年急速に注目を集めるトランスランゲージング。本書は、その概念をどのように教育の現場で実践できるか、豊富な実践例と詳しい描写を用いて解説する初めての概説書。
スタートアップ、なかでも評価額が巨額な「ユニコーン」は、特定の都市に偏在する性質があります。ユニコーンが生まれる都市には「生態系」の秘密があるのです。イノベーションはどのようにして生まれたのか。本書はその秘密と疑問を解き明かします。
さまざまなジャンルについて言われる「センスがいい」「悪い」という言葉。あるいは、「あの人はアートがわかる」「音楽がわかる」という芸術的センスを捉えた発言。このいわく言い難い、因数分解の難しい「センス」とは何か? 果たしてセンスの良さは変えられるのか?
元ウェスティンホテル東京のカウンターシェフで、 国内外合わせて延べ15万人以上を接客してきた著者が、 海外のお客様も含め、お客様をファンにする接客術を伝授。自分のファンをつくることは、自分だけでなく、自分のまわりも幸せに。
著者は、世界中の1000億ドルを超えるメガプロジェクトの「成否データ」を、16000件以上蓄積・研究するオックスフォード大学教授。メガプロジェクト研究において世界最多引用。頭の中のアイデアから超益を生む「BIG THINGS」を実現する方法を解き明かす。
「立ち技最強」といわれるタイの国技ムエタイ。そこには数百年にわたる知られざる前史があった。長年東南アジア諸国を放浪し、実地で「古式ムエタイ」を学んだ著者がその真の姿をあきらかにする決定版。
NHSのフルタイムの仕事を引退し、悠々自適な暮らしを送っていたマーシュはある日、進行性前立腺がんと診断される。赤裸々な死への恐怖を告白し、病気を理解することで恐怖を乗り越えようとしては挫折する、「患者となった脳外科医」の日々。
古代ギリシアを中心とし、当時の科学技術水準の高さを豊富な実例で伝える。著者は『ソクラテス以前哲学者断片集』の編纂者としても知られる古典文献学の権威。取り上げる技術は、戸や錠といった木工芸から、蒸気機械、通信術、飛び道具、時計、化学技術まで幅広く。
今年93歳、介護の現場でいまなお働く細井恵美子さんは、看護の仕事、介護現場と軸を変えながら70年間ずっと働いてきました。介護する側として多くの高齢者の方に元気を与える細井さんの自分らしく老いるヒントが満載の一冊。
悪意のあるハッカー、クラッカーの攻撃から守る職業であるITセキュリティのスペシャリスト「ホワイトハッカー」。その職に就くために必要な素養や知識を、日本ではまだ数少ない現役ホワイトハッカーがまとめた1冊。
約2000年にわたる日本語の文字表現の変遷をデザインの視点から考察。文化や技術によって、日本語の文字や組み方がどのように変化してきたか、グラフィックデザイナーである筆者が豊富な図版で読み解いた意欲作。
日本で発売されて40年ほどの歴史しかないグミが、チューインガムの市場規模を上回った。グミがヒットしたひみつとは? 元・日経新聞記者で、あらゆる小売業の動向を長年追いかけてきた著者が、マーケティングの観点からわかりやすくひもとく。
「地被植物」とも訳されることのある、植栽デザインのための「グラウンドカバープランツ」を徹底的に調査した世界随一の図鑑。日陰、乾燥した土壌、粘土質の土壌、過剰な湿度などの悪条件下でも風景を美化し、土壌を安定させてくれる植物が見つかる。
「いつの間にか」次の展開へと移ろいでしまう子どもの言語発達に目を向け、ことばを身につける過程に詰まったさまざまな不思議を探索。子どもの小さな頭と身体、そしてその周囲でなにが起こっているのか、ことばの発達の舞台裏をめぐる。
マルクス兄弟、チャップリン、キートン、ダニー・ケイ、ウディ・アレンらの珠玉ギャグ300超を徹底解説した伝説的名著を増補加筆。『決定版 日本の喜劇人』の著者が人生を賭して喜劇文化人類学へと昇華させた聖典、遂に刊行。
以前はTBSの看板キャスターとして、今はビジネス映像メディアPIVOTのプロデューサーとして活躍する著者が、仕事を通じ磨いてきたコミュニケーションスキルについて語る、初の著書。ちょっとした工夫次第で、対話は学びの宝庫へと激変する。
火山や雷などの自然界の爆発から、痛ましい事故に繋がる爆発現象、花火や金属加工など人々の暮らしを守り豊かにする爆発技術まで、地球上のあらゆる「爆発」を化学する1冊。
この20年間で恐竜学の研究は、デジタル機器の活用により大きく様変わりした。そのトップランナーである福井県立恐竜博物館研究員・河部壮一郎は、どのような研究の日々を送っているのか。若き研究者の奮闘と成長、そして恐竜研究の最前線を紹介。
「裁判官は良い職業で、三日やったらやめられません。でも四日目には辞めたくなります」。それはなぜなのか? 裁判官は日々何を考え、何に迷い、何を楽しみ、何を悲しむのか? 刺激的な法律論と、ゆる~い日常ドタバタ劇の融合。間違いない裁判官エッセイ集。
非生命はいかにして生命になるのか、神に頼らない説明は、はたして可能なのか? アストロバイオロジーの第一人者が正面から向き合い、フラスコの中から宇宙空間にまで思索を広げて提唱する「がらくたワールド」と「生命スペクトラム」。
病院内の小さなスタジオから放送するホスピタルラジオ。ボランティアが制作を担当し、患者がベッドサイドで耳を傾け、医療従事者やリスナー同士のコミュニケーションも促進する「ケアする声」の実践を、発祥地イギリスと日本国内の事例で詳細に紹介。
人類と同じくらい古くから存在しながらも、「タブー」として扱われてきたアダルトグッズ。なぜ性玩具が問題視されるのだろうか? この疑問を解消するのに一〇年以上もかかった。世界で初めて「性玩具の歴史」で博士号を取得した著者による話題作。
NHKをはじめテレビや雑誌で活躍の人気料理家・山田奈美さんによる、砂糖不使用でもおいしくて満足できるおやつのレシピ本。どれも砂糖なしとは思えないおいしさ。いつもの砂糖を3つの甘味にかえるだけ。
フォトニクスを駆使した行列ベクトル演算やニューラルネットワークの実現、リザーバコンピューティング、イジングマシン、意思決定など、現代の光コンピューティング研究を俯瞰する。光コンピューティングの新たな潮流がつぎつぎと生まれている様子が感じられるだろう。
アリの巣にはさまざまな昆虫が居候している。そんな好蟻性昆虫に魅せられて、昆虫分類学の見地から研究を続ける著者。世界中の森の地面に這いつくばって挑んだ汗と忍耐と興奮の冒険を、若き昆虫学者が綴った名著の新装版。
地球の陸地を構成する「安山岩」は、火星や金星には存在しない。ほかの惑星には存在しない安山岩に、地球表面の3割が覆われている。地球にはなぜ安山岩があるのか? これが、本書が挑む最大の謎である。
遊んで終わらせるのはもったいない! 世界一の大人気ゲーム「マインクラフト」の活用法。「マインクラフト×教育」のプロフェッショナル、プロマインクラフター タツナミシュウイチによる初の著書。
騎士になるにはどうすればいいか。騎士はどのような生活を送っているのか。従軍、武器や装備、試合から宮廷愛まで。中世史の第一人者が著す、15世紀初頭に騎士になりたい人に向けたという設定の非公式のマニュアル。
トラブルにあったとき、「わたしが悪かったからだ」と思い込み、一方的に自分を責めてしまう人がたくさんいます。「わたしが悪いのかな」そう思ったら、ぜひ本書をめくってみてください。あなたが再び前を向くきっかけになる「法律」が見つかるかもしれません。
ダイワグレマスターズとシマノジャパンカップ磯(グレ)において、それぞれV8とV5を達成し無類の強さを誇る二人のチャンピオン、田中貴さんと友松信彦さんが、グレ釣りの基本から応用までをカバーする85の質問に直球で回答。
ティーンの子育てに悩むのは日本だけではない。彼らをあたたかく見守りながらも、超えてはならない「境界線」を示し、明確な価値観と規範を教えるにはどうすればよいのだろうか。長年にわたり、「世界一幸せな国」に選ばれたデンマークの親たちが実践している10の心得を紹介。
常に変化し続けてきた江戸・東京の知られざるルーツを歩いて訪ねる。都市は変わっていくからこそ面白い。江戸のはじまりをテーマに、それらの絵図や絵図がない時代の資料を利用して可能な限り遡ってみる。
「大規模な捜索」って何人体制のことでしょうか? 「命に別条ありません」というとき、被害者に意識はあるのでしょうか? こうした「ニュースの言葉」のポイントとその背景を、元新聞記者がわかりやすく説明。
メイクアップバスト協会理事長の田家麻生が独自のパーソナルケアを伝授。14年間オールハンドのみの施術にこだわり続け、悩みに寄り添い、解決してきた田家麻生だからこそ生み出すことに成功したバストケアのテクニックを詰め込みました。
日本全国を船でめぐって集める御朱印の船旅版「御船印」。御船印帳を片手に船旅する方に便利なガイドブックです。大海原を舞台に絶景や美食、そして御船印に出合う旅に出かけましょう!
世界で最も清潔な空港に選ばれた羽田空港で長年清掃指導も行なう清掃のプロと、ごみ清掃員として芸能界一ごみに詳しい芸人が、自分たちの人生を好転させた「ごみと掃除」から見つけた毎日を幸せに生きる法則。
パリで人気の和菓子店「パティスリーTOMO」のレシピを写真集のような素敵なビジュアルで解説。伝統的な和菓子の作り方から、同店を一躍有名にした「創作どら焼き」の秘訣、和のエッセンスを取り入れた洋菓子まで網羅。
超人気俳優はなぜ「あの世」「霊界」に惹かれたのか。数々の名作ノンフィクションを発表してきた筆者が、5年以上に及ぶ取材をかけてその秘密に挑む。丹波哲郎が抱えた、誰にも言えない「闇」とはなんだったのか。最上の評伝文学。
人間には不可能な打牌選択で圧倒的な勝率を誇る麻雀AI「NAGA」の戦術をまとめた一冊。手組みから仕掛け、リーチ判断、押し引きまで、最高位戦日本プロ麻雀協会の若手のホープ・多喜田翔吾プロがNAGAの打ち筋を徹底分析。この打ち方を理解するだけで雀力のレベルが上がります。
SNS上にデマや誤情報が氾濫し、権力者が都合の悪い情報をフェイクニュースと批判する時代に、いかに真実に迫るか。偽情報や「断言ジャーナリズム」にどう対処するか。「両論併記」は本当に公正なのか。メディアの精鋭たちが磨き上げた世界的ロングセラー。
YouTube動画「ボウリング大学」をはじめオンライン・ボウリングレッスンが大人気のプロボウラー・小林哲也が、ボウリング愛好家のために自身の上達ノウハウを初書籍化。アベレージ180が簡単にクリアできる!
ハーバード大学とGoogleで行動科学を研究し、恋愛コーチ兼マッチングアプリ研究ディレクターとして活躍する著者が、「理想のパートナーと出会い、長期的に良好な関係を築く方法」を解説。
日本で生まれ育ちながら、5年間で12ヵ国語を習得。ほぼ独学で多言語話者となった著者が、英語やその他外国語の習得を目指すすべての人に教える、外国語学習の最短ルート。
台湾在住の著者が毎日食べ歩いて見つけ出した、台湾グルメガイド決定版。ローカルフードに朝ご飯、夜市、最新のファインダイニングまで。台北を中心に、台中、台南、新北など地方まで足を運ぶ価値のある名店も。
生きるなら、グレずに、家事を盗め。ご近所さんにバレないように、中1で一人暮らしをはじめた、ぱーてぃーちゃん・すがちゃんの本当にあった話。頼れるのは、自分だけ。俺が、俺を……生かす!
同じような苛酷な体験をしたとき、心の傷に長く苦しむ人もいれば、驚異的な回復を見せる人もいる。では、彼らは何が違ったのか? これまで研究されてこなかった「回復した人たち」に光を当て、何ができるかを具体的に示した、トラウマ治療の新たな決定版。
ロングセラーの改訂第4版。シェルスクリプトの知識は、プログラマにとって長く役立つ知識です。複数のプラットフォームにも対応できる移植性の高いシェルスクリプト作成を考慮しながら基本から丁寧に解説。
私たちが集まると近視眼的選択の「罠」に落ちてしまう。それを回避すべく、直感に反する最近の研究成果、例えば政治・社会的平等の増加が大きな不平等をもたらし、不平等の高まりが民主主義を促す逆説などを活用して、現実政治の罠から脱出する方法を生き生きと説明。
生後間もなく里子に出され、渡米留学するも「奴隷」になり、帰国後は「芸者のヒモ」に落ちぶれ、ペルーの鉱山開発でスッテンテンに。何度も人生のどん底を味わいながら、日露戦争の資金調達に成功して日本を救う。金融史の専門家が『自伝』で描かれた虚実を検証し、従来像を塗り替える圧倒的評伝。
ちょっとしたIoTシステムで、自分の身の回りのことを自動化してみたいとお考えの方も多いでしょう。本書は代表的なエッジデバイスに使える機器やセンサなどを中心に,実際の製作例ではどんなものになるかを試した結果を解説しています。IoT電子工作の世界がさらに広がります。
ロシアのフェミニスト・パンク・プロテスト・アート集団プッシー・ライオット創立メンバーが、現代を生き抜くために必要な「実践的な知」を10のルールに基づいて紹介する、異色のサバイバル・ガイド。
生産現場や工場勤務でありがちなことすべて。生産技術業務や他の工場系の業務(生産管理・品質管理・品質保証など)についてのあるあるを、生産技術職YouTuberである著者がまとめた。